海外でインターネットする方法
海外でインターネットする方法について、海外プリペイドSIM導入マニュアル~「シンガポール 2014年」編の記事にその概要が書いてあります。あまり基礎知識のない方はまずそちらをご覧ください。
めんどくさい方のために要約すると、
手間がかからないのはローミング、だけど高いよ
モバイルルータを借りて行くともう少し安くはなるよ
現地でSIMを買うのが最も安くて使い勝手がいいよ
というお話です。
SIMロックを解除しておく
現地のSIMを挿して自分のスマホをそのまま使うには、SIMロックというものを解除しておく必要があります。
一番確実なのは、SIMフリーのスマホを手に入れちゃう。
この辺についても、海外プリペイドSIM導入マニュアル~「シンガポール 2014年」編の記事に書いてありますので見てみて下さい。
amazonで買うのが手っ取り早い
ハワイの場合、空港でプリペイドSIMを手に入れることはできないようです。空港からタクシーを呼んだり、向こうに着いたらすぐに使えた方が便利ですからね。日本にいる間に、amazon から買っておくのがお勧めです。
私がこれ ↑ を買った時は 3,980円でした。
amazonですからね、注文した次の日くらいには商品が届きます。
左上の赤いのがSIMです。基本的にはスマホにSIMを挿すだけで使えるようになりますが、念のためマニュアルも持って行きましょうね。
飛行機に乗ったらSIMを差し替えよう
現地に着いたらすぐに使えるように、飛行機に乗ったら早速 SIM を差し替えちゃいましょう。
スマホによっては、SIMを抜くには
こういう感じのピンが必要です。忘れぬよう!
現地に着いてやること、機内モード解除
このZIP SIM、設定はとっても簡単。やることは、基本は現地に着いて電源を入れるだけ。最近は機内でも電源入れっぱなしで機内モードにしてるでしょうから、現地に着いて機内モードを解除すればOK。
やってもやらなくても問題ないようですが、一応以下のように、SMSで7850番宛に自分のいる場所の郵便番号を送ると、その場所に応じた電話番号を割り当てる仕組みになってるようです。何もしなければ、数分後に勝手にアクティベートされて、適当な電話番号が割り当てられるようです。
私の場合、一応ホノルルの郵便番号、96818 を送ってみました。
するとこんな感じで、「あなたの番号は 808-xxx-xxxx でアクティブになりましたよ」と、割り当てられた電話番号を教えてくれます。この時点で電話としてはもう普通に使えます。
DATA通信に関する設定を知りたかったら [apn] と返信しろと書いてあるのでやってみた。
APNに [wholesale] と入力しろって書いてありますね。ま、これについてはSIMと一緒に送られてきた説明書に書いてありますけども。
ちなみに、私の iPhone6 Plus の場合、何もしなくても自動で設定されました。
機種によっては自分で設定する必要があると思いますので、データ通信ができないなぁと思ったら、APN の設定を行って下さいね。
どれくらい使えたか
自分の今回の行動範囲内では、かなり快適に使えました。
ホノルル空港からワイキキへ向かうタクシーの中でGoogle Mapを開いたところですが、左上に赤線で示したように、ばっちり LTE を拾ってます。
ホノルルでは、ほとんどヒルトンハワイアンビレッジかアラモアナくらいにしかいませんでしたが、その範囲では全く問題なく使えてました。
こっちはハワイ島、コナ空港からヒルトンワイコロアビレッジに向かう車の中で Google Map を開いたところ。
こちらも LTE をつかんでますね。
ただ、ホテルの部屋の中では、、、
[圏外] なんて表示、久々に見た気がします。
でもホテル内は WiFi がばっちり飛んでるので、特に困りはしなかったです。
やっぱり、ハワイ行きに備え、ZIP SIM を調達したの記事でこうじさんから頂いたコメントのように、特にハワイ島では場所によって電波が弱いところがあるのが予想されます。
まとめ
今回の自分の行動範囲内で使った限りでは、入手も楽だし設定も楽だし、言うこと無しな感じです。
場所による電波の弱さが調査できるほど動いてないのではっきりとしたことは言えませんが、ハワイ島でいろんなところに行くと、ちょくちょく [圏外] になったりするのかもしれません。
コメント